スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
親知らずが再生医療に利用できることがわかってから、ついに親知らずを保存する乳歯幹細胞研究バンクが設立された。設立に関わっているのは、乳歯や親知らずなどの歯茎細胞に存在する幹細胞に関する研究では第一人者と言われる名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部、かつ感覚器外科学講座(歯科口腔外科)の上田実教授である。
再生医療に親知らずの中にある歯髄幹細胞が使えることがわかったのは、ほんの数年前。上田教授は親子の犬により、子どもの歯髄幹細胞によって親の骨を再生させることに成功させ、一気に注目を浴びた。
再生医療に使われる親知らずには骨髄などに比べると幹細胞の密度が高く、また培養で増える力も高い。そして、親知らずの歯髄幹細胞には、骨や軟骨や神経などになる細胞があり、万能細胞のひとつである。にも関わらず今までは親知らずは捨てられる対象だったので、再生医療に使いやすく、倫理的な問題も発生しにくい。乳歯幹細胞研究バンクはそういった意味で、親知らずや乳歯による再生医療の実用化を行ううえで非常に実用的といえる。
上田実教授は親知らずや乳歯による再生医療によって、骨折や骨粗しょう症、歯周病などだけではなく、軟骨疾患、神経疾患、皮膚疾患への応用をも考えているそうで、親知らずを保存する乳歯幹細胞研究バンクが研究を進める力になるのではないかと見られている。
親知らずを保存する乳歯幹細胞研究バンクに乳歯や親知らずを預かってもらうには、親知らずなどを抜いてから48時間以内に届けてもらう必要があるそうだ。